ハジケ。

体に栄養を、心に刺激を。

3年目の春を迎えています

 少しずつ穏やかな風が吹いてきて、雪もすっかり解けた今日この頃。組織合同のゴタゴタ感に包まれながら、社会人3年目の春になりました。


 就活をしていたころ、『社会人3年目』という響きは一種の心の支えでした。3年目といえば、仕 事にも慣れてきてなんとなく自分の人生を考え直す時期、要は転職の絶好の機会です。まだギリギリ第二新卒として扱ってもらえることもあり、不本意な就職をした私にとっては「3年目で本当にいきたいところに行けばいい」と唱えることは、とても心強い気分にさせてくれるものでした。


 そして、今。その『社会人3年目』に差し掛かっています。3年目ともなると、会社にも馴染んで一人前として働ける大人のような気がしていたのですが、いざ自分がその立場になるとまだまだ未熟で不安だらけです。


 とはいえ、今のところ転職と言う2文字を考えることは余りありません。企業風土が当初思い描いていたよりも私に馴染んでいたし、2年目から携わっている仕事は私に向いているような気がしているからです。

 


人とかかわりながら、少しでも人にポジティブな感情を与えたい。


 2年間働いてきてようやく、私のやりたい仕事が見えてきたような気がします。就活をしていたころは、やりたいことの形にこだわりすぎて本質がぼやけたままでしたが、つまりはそういうことなんだろうなと思っています。


 4月から、組織が合併して約2倍の規模になります。表向きは対等での合併と言うことですが、 システム等を相手に合わせていることを鑑みると、実質的な吸収合併です。

 

 いろいろと変わることも多く、不安はつきません。特に、新しく同じ部署となる先輩が、まだ顔合わせしかしていない段階で明らかに私を疎んじる行動をとっていることとか。あいさつ程度しかしていないので、正直意味がわかりませんが。


 でもまあ、大きくなるということはできることも増えるということだと信じています。今までは難しかった地域単位のイベントや、参加したい!とわくわく出来るような活動ができれば、それはとても楽しそうだなと前向きな気持ちもあります。


 こういったイベントを通した地域での居場所作りのようなことは、私がやりたいことの本質であり、なかなか他の会社では難しいことなんじゃないかと感じます。 そういった意味では、私がこの会社に入ったことにも理由があり、他の会社に移らずに3年目を迎えることも悪くないのだろうなとぼんやりと考えています。


 きれいなことを言いつつも、不満はありますが。 休みが少なすぎるとか、先輩がクソだとか、家から遠い事務所になるとか。

 盲目にはなりたくないので、 利点<不満 に天秤が傾けばさっさと切り上げる心積もりではいます。