09/15 なのかめ。
電車は14時30分くらいだから、大行列ができてたピザ屋さんに行ってみようってことで、La pizzeria del Michel へ。朝から水を買い出して行ってから（LETEっていう緑のボトルのやつ3リットル買い込んだけど、ガス入りで美味しくなかった😭）１１時くらい、開店直後に着いたけど、すでに人でいっぱいだった。いろんな国の人が整理券をもらって待ってるお店の前はすごい多国籍だった。
二回転目で入店できて、旅行で立ち寄ったかんじのお兄さんと地元のおじいさんと相席。
ビールの味とか、ピザのサイズとか教えてくれて、ピザが届くまで歓談してた。おじいさんがピッザァフリットの美味しいお店を教えてくれたから、あとで行こうと決意。
ピザはマリナーラとマルゲリータのシンプルなものしかなくて、今回はひとつずつ注文。生地はもちもちだけど、今まで食べた中でいちばん薄くて、ぺろっと食べれてしまった。大きかったのに。マリナーラはオリーブとバジルがきいたさっぱりとした味付けで、マルゲリータは生地が少し厚めでチーズが濃厚。シンプルだけど二つともテイストが違って美味しい！そりゃ行列になるわけだわ。
相席したお兄さんは今度日本に来ようかと思っているらしく、色々おすすめを聞かれた。でも全然言葉が出てこなくて、大阪と京都がいいよ〜みたいなことばしか出てこなかった…😓もっと英語もイタリア語も勉強せにゃあ…。でも聞く分には結構わかるようになってきた気がする！
生地が薄かったから一枚食べてもそんなにお腹が苦しくなくて（珍しく！）、そのままおじいさんおすすめのピッザァフリットのお店へ。そんなに人もいないし、トマトとかチーズが並んでるだけのショーウィンドウだから、絶対オススメされなかったら行ってなかったな。いいことを聞いた。
Completeっていう色々入ってるものを頼んで、€4。おなかいっぱいだけど、揚げたては絶対美味しいよなーーーと思って、少しだけ押し込んでみると、これがめっちゃおいしい！ひとくち目のサクサク感が、生地のモチモチ感も際立たせていて、具材に辿り着かなくてもおいしい。トマトとチーズと一緒にかぶりつくとさらに香りだかく、あげても美味しいなんてピザは卑怯だと思った。
お店の前で食べてると、向かいのマンションの6階くらいにいたお姉さんがバケツを下ろしていた。旅するイタリア語で見た、買い出しを頼む光景を実際に見れて感激。お金持ち逃げとかされないのかな。
ホテルに戻り、エレベーターを待っている間にふと、｢チケット確認しよう｣と思いたって今日のヴェネツィアへのチケットを確認。危機を察知する能力でも働いたのかしら。Ｅチケットをよくよく見てみると、14:30はヴェネツィアと書いてある。ん？？？待てよ？？まだナポリですけど？？
と思いながらその左を見ると、Napoli Centlare 9:00とある。こう、アホすぎて焦るを通り越して笑っちゃったよね。なんで確認しなかったんだよ。起きた時点でもう電車行っちゃってるやん。
慌ててチェックアウトしてナポリ中央駅に向かい、チケット売り場のお姉さんにすがりついてみたけど無常にも、逃した電車のチケットはゴミに。新しいチケットを買うはめになり、€108も飛んでいった。嗚呼お金💸 でもやっぱお金さえあれば何とかなるんだなあ。
16:30発のものになり、ヴェネツィアの到着は22時を過ぎてしまった。5時間くらい列車に揺られていたけど、Freciarossaの椅子は結構ふかふかで快適だった。列車に乗り込んだのに出発の直前に列車が変わって、しかもそれをしっかり伝えてくれないのは本当によろしくないけど。ひとが減っていくのに気づかなかったら出発しない列車にずっと乗ってたぞコラ。
ヴェネツィアに着くともうとうに日が暮れて、真っ暗。暗い水面に映る光が綺麗。チェックインが遅れることをホテルに連絡したかったけど、電話がなんでか通じず、できない…。結局チェックアウトの時に€30渡すことになっちゃった。
でも、ヴポレットに乗って、静かで暗い道を進み、港に出て迷っていた時に｢Ms.Sakanashi?｣と声をかけられたのには安心した。ホテルは本当に港に繋がれたヨットの中で、部屋に入った瞬間に揺れを感じる感じ。
ホテルのお姉さんはすごく優しいし、声が美しい。荷物も持ってくれるし、なにか飲む？って声をかけてくれるし、めっちゃ優しい〜〜！そしてホットウォーターを頼む安定の白湯ババア。
ヨットの中の部屋だけあってスーツケースを同時に広げられないくらい狭いのはちょっと予想外だったけど、これはこれで面白い宿に泊まれた。水の音を聞きながら眠るのもなかなか風情があってよきですわ。
使ったお金。
・水 €1.68
・おひるごはん €6.5
・ピッザァフリット €2
・電車代 €1.1
・クッキー €10
・パン €1.5
・ヴポレット €7.0
