ハジケ。

体に栄養を、心に刺激を。

09/14 むいかめ。

散財の日💸。

ナポリからアマルフィへ日帰り旅行。

 

今日はゆったり9時くらいにホテルを出発。まず、ナポリ中央駅に行って、そこからサレルノ行きのtrenitaliaに乗り換えて、一旦サレルノへ。これがハリーポッターに出てくる電車みたいで、個室になってて実に優雅。寝っころがっているうちにサレルノに到着。

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日差しが綺麗に反射して、まさに海の街ってかんじ。ここもいつか観光してみたいな。おいしいレストランがあるみたいだし。

そのまま港へ行き、アマルフィ行きの船に乗船。€8。照りつける日が強すぎてジリジリ皮膚が焼かれている感覚がすごい。サングラスをしなきゃ周りも見れないし、ほんとうに太陽が強い。でも海風はほんとうに心地よくて、進んでいる間は暑さも忘れるほど。

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40分ほどで断崖絶壁に聳え立つおもちゃみたいな家が見えてきた。ほんとうにかわいい街。きらきらひかる水面と相まって絵本みたい。

 

到着したタイミングでエメラルド洞窟に行く船が出ていたからそのまま洞窟に行くことに。発車までを待つ間が一番波が高くてちょっと気持ち悪かったけど、進めばやっぱり風が気持ちいい。洞窟までが意外と遠くて、着く頃には1時くらいになってた。そこから涼しい洞窟の中で小さな船に乗り換えて、しばしエメラルドに輝く水面を眺めつつ、船頭さんのガイドを聞く。英語とイタリア語で説明してたけど、ちょいちょい日本語で話しかけてくれるあたり、日本人が多いんだろうなあ。

オールを動かさなければ底の石まではっきりと見えるくらい透き通っていて、最高に綺麗だった。だからこそ自然のエメラルドの光が浸透するようにぱあっと広がってるんだろうなあ。船頭さんがオールで大きく波しぶきを立ててくれたときは、宝石が散らばるみたいにキラキラした雫が舞って神秘的だった。

途中で音楽を鳴らし出して洞窟内で大熱唱し始めたのとか、「船頭さんにチップ渡すのを忘れないでね」って日本語でいってきたのとかはさすがって感じだったけど。英語だとチップ渡さない人多いんだろうなあ。いうて私も€0.5だけど。すみません。

 

洞窟を抜けてアマルフィに戻ると、もう2時過ぎ。お腹が空きすぎてるからおいしい海産物を食べよう〜〜!ってことでAbertoっていうレストランで食事。折角だし贅沢な食事にしよう!ってことで、魚介類のフリット、レモンとエビのリゾット、あと本日の魚🐟の三つを注文。これがどれも最高に美味しかった!フリットとかめっちゃ量があって、絶対食べきれないと思ったんだけど、口にしてみると思いのほか食感が軽くて、サクッとした歯ごたえを残して消えて行くような感じ。だけど魚の塩気と旨味は凝縮されていて、風味が豊か。最高。うまい。

んでリゾットもレモンの酸味がきいたさっぱりした味でいくらでも食べられる感じ。何よりお米が美味しい。やっぱり日本人だわ。

本日の魚も、軽く塩を振って焼いただけのシンプルな料理だからこそ、魚本来の美味しさを味わえた感じ。なんの魚かわからなかったけど。

 

ご飯食べた後は、レモンのお店を見て回って、美味しそうなリゾットと、お父さんが好きそうな塩セットを購入。お土産もだいぶ増えてきた!ポジターノ行きの船の時間も迫る中、どうしてもレモンチェッロのジェラートを食べたくて急いで買い、食べながら切符売り場へ走る。

切符を頼むと「Hurry up!」と怒られる始末。

 

なんとか乗船して、しばらく揺られると、ポジターノが見えてきた。個人的にはここの方が、想像していた「アマルフィ」という感じがして、解放的なリゾート地というかんじ。可愛い建物が断崖に沿ってぽこぽこ建っているのが愛くるしい。

帰りの船を調べるとあまり時間もなく、1時間ほどでさっと見て回ることに。だというのに美味しいものを見ると、すぐに食べちゃう悪い癖を発揮。アイスみたいに冷たいティラミスを見た目で衝動買いしちゃって、ついでにアランチャータまで。散財よくないよ〜〜。しかもなかなか大きくて食べている最中に気持ち悪くなりおって。そういうのほんとによくないよ。

 

お腹を引きずりながら眺めのいい場所を目指して上へ。食器やレモン、ピアスのお店が並ぶ通りを抜けると、海と建物を一望できる場所が。ここがほんとうに綺麗で、おとぎ話に迷い込んだみたいだった。

 

船の時間もあるからほどほどで下り道。意外と帰りが長くて結構登ったなあってびっくり。さっさと船のチケットを買うと、近くにいた人に写真をお願いして、二人で撮ってもらった。なかなかいい写真ー!

 

船でポジターノを後にし、サレルノに戻る。朝は活気のある街だったけど、夜は夜景の綺麗なおしゃれな街。電車までの30分でおとといも飲んだかぼちゃのスープを求めてスーパーへ。迷子になったりしていたらまた電車はギリギリ。またしても走る。よく走りますなあ。

 

なんやかんやで10時ごろに帰宅。またスープを温めて一息つき、眠りにつく。解放的ないい街だった。おやすみなさい。

 

使ったお金。

・電車賃 €1.1

サレルノいき €4.7

アマルフィ行き €8

・エメラルド洞窟 €15.5

・おひるごはん €34.5 ★

・レモンのチョコ €10

・レモンのチョコ バラ売り €0.6

・リゾット、塩 €13

ジェラート €4

ポジターノ行き €8

・ティラミス €4

・アランチャータ €4

サレルノ行き €12

ナポリ行き €4.7

・電車賃 €1.1