ハジケ。

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やっぱりどうしてバタバタ旅行In伊勢

前々から行ってみたかった伊勢神宮

社会人デビューまで1ヶ月を切った今、まありと一緒に訪れてみることに。

 

7時半ごろに集合して、伊勢まで運んでくれる急行に乗る。…はずが、満員電車の圧力に気圧され、どうしても乘らなくてはいけなかった列車に乗れず遅れてしまった。

 

結果、無事にのれた真愛を梅田で待たせて、更になるはずだった電車よりも千円高い特急に乗ることになってしまった。

ほんとめちゃくちゃ申し訳ないし、もっと時間に余裕を持たせるようにしなくっちゃ。こんなの私だったら絶対ムス、ってしちゃうのに真愛は特急のお金も払おうとしてくれるし、めちゃくちゃやさしい。すごい。尊敬する。

でも申し訳なさすぎるので私が払っておいた…流石に。

 

特急はすごい優雅で、まったりと朝ごはんを食べながら向かうことに。充電器もあるし、なんなら特急で良かったかも。

 

あっという間に朝まで到着して、まずは外宮からお参りする。伊勢市駅から少し歩いたところに鳥居が見えてきて、緑をかき分けて入っていく。

 

境内は神聖な雰囲気に満ちていて、空気すら外とは違うような気がする。豊かな自然の中には、鮮やかな橙がぶら下がっているものもあって、これって摘み取ったら怒られるんだろうか、と罰当たりなことを考えてみたり。

 

本宮は門構えが本当に立派で、シンプルな木の色が基調になっているのに上品な雰囲気が漂っていた。お参りをする場所の奥は写真撮影が禁止されていて、更に続いていく門だけが覗き見れた。門の前には石でできた線が引かれていて、神様の世界との線引きがされているのかも、なんて思う。

 

近くには小さな小屋もあって、和服に身を包んだ神主さんがいた。何かの儀式をしているようで、黒い正装姿の人たちが厳かな様子だったのが印象深い。神主さんになる人って、どういう過去があってそうなったんだろう。全然わからない世界だなあ。

 

さて、お参りも済んだので、次は内宮の参拝に移ろうとバスに乗る。バスを降りると、真っ先に目に入ったのは牡蠣を焼いているおじさんの姿。もうすっかり昼だったのもあって、誘われるようにふらふらとおかげ横丁に入っていく。

 

通りの両方に美味しそうな店舗がずらり。松坂牛のステーキ、カキフライ、フルーツジュース、赤福…。木造の建物が連なるレトロな風情漂う通りを、食欲に支配されて何を食べようと腹を鳴らしながら歩き回る。

全然決めきれなくて困っていたら、バスの中で調べていたレストランが見えてきた。

 

レストラン「はいからさん」。

文明開化の時代を模した可愛いレストランで、店員さんもレトロなフリフリワンピースを着ていた。最高のレストラン。

ここで食べた「松坂牛のステーキライス」が本当に美味しかった!

トイレもやたら綺麗でテンション爆上げ。

 

お腹を満たしたのに、美味しいもの見ると食べたくなっちゃう。どうも、パブロフの犬です。

おかげ横丁を練り歩きながら、あれ食べる、これ食べると言いながら内宮を目指して歩く。端まで歩いたところで気づいた。

「これ、内宮逆じゃね?」

その時点で時刻は既に2時ごろ。食べたいものはいっぱい。

参拝よりも食欲が勝ってしまったので、今日はもう横丁歩きに徹することに。また明日来ればいいさ〜。

 

まずは赤福

220円で、二つと煎茶が頂けるのは安すぎる。やっぱり炊きたてだから以前食べたお土産の赤福よりもお餅の伸びが良くて、舌触りも上品。するっと馴染む餡子のしつこくない甘さも最高。

川辺の席に座れて、心地よい春風を感じられたのもよかったなあ。

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なんだかとてもしあわせそう。

 

お次に、目をつけていたプリン…と思ったら売り切れててめっちゃショック。絶対明日リベンジする、と硬い決意をした。

 

ないものはしょうがないので、次に行きます。お次は「豚捨」。ここで一番人気のコロッケを買って食べ歩く。

これがほんとにおいしかった!サクサクした衣がすごく歯応えがあって、でも分厚すぎずモサモサした食感もない。中のジャガイモは熱くて食べられないほどホクホクで、飲み込むとじんわりと食道が温まる感じがする。

しあわせだ〜〜〜〜!

 

しあわせは続くもので、お次は醤油屋さんの焼き伊勢うどんが美味しそうすぎると話題に。目の前で焼いてくれるんだけど、鉄板で熱された醤油の香りが香ばしいのなんのって。

ホテルで食べることにしたんだけど、まだ3時前くらいだったから、4時前にもありますか…と確認して、ギリギリまで出来立てにしようと画策。

予約だけして食べ歩きに戻る。

 

そんな食べてばかりの私達の前に現れたのが、めちゃめちゃお洒落な藍染のお店。本革の財布や名刺入れなんかが、手染めで藍に浸ってる。すごく可愛くて見入っちゃったんだけど、さくっと買えるような値段じゃなかったから断念。経済力が欲しい。

 

最後に駄目押しとばかりにだんご屋で「黒蜜団子」を買ったり、豆腐屋さんで豆腐ドーナツを買ったり。

 

そして焼き伊勢うどんを買いに行くと、予約してたお姉さんが「3時半ごろって言ってたから焼いておきましたよ〜」って言ってくれて愛しかなかった。だいすき。そういうのだいすき。

 

ホクホクで買って帰り道を歩いていると、売り切れていたプリン屋さんが空いてる…!覗いてみると、プリントーストだけやっているとこのと。そんなの買うしかないやん。

持ち帰りで買ってホテルで食べようと思ったら、アイスが付いていたので慌ててその場で食べることに。カスタードしみしみでまったりとした舌触り。おいしすぎる。

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